伝説の入力方式「親指シフト」にチャレンジしてみよう!

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1. はじめに

ここ最近、在宅ワークなどが増えたことによって
メール・チャットなど、文字を使うコミュニケーションが増えています。
毎日使っている日本語入力を、
 速く楽に気持ちよく入力できたら…
そんなときにオススメなのが 親指シフトによる日本語入力 です。

この記事では、「親指シフト」についてご紹介します。

わたしは仕事を少しでも効率化しようと思った末、
「日本語入力をすることはなくならないから、時間がかかっても「親指シフト」を身に着けよう」と思って、親指シフト入力をマスターしました。

しかも安心して下さい、親指シフトのソフトの導入は無料です。
キーボードに制限はありますが、Macの場合はAppleKeyboardのJIS配列のものがスペースキーも短く、使用できるので参入しやすいんじゃないかと思います。
Winの場合はJisキーボードでスペースキーが短い方が良いと思います。

下記の人にオススメ
  • キーボードで日本語を入力する可能性のある人
  • 少しでも仕事の効率化をしたい人
  • ローマ字入力にストレスを感じたことのある人
  • 気持ちイイことが好きな人。

目次
1. はじめに
2. 親指シフト とは
3. 親指シフトの導入法
4. 親指シフトに向いたキーボード
5. メリット・デメリット
6. メリット
7. デメリット
8. まとめ

2. 親指シフト とは

「親指シフト」は、親指シフトとは富士通が1979年に考案した入力方式です。
一部では「伝説の入力方式」と呼ばれており、
ローマ字入力より速く、かな入力より疲れず、入力すると気持ちイイ
というメリットだらけの入力方式です。


経済評論家の勝間和代さん、脚本家の北川悦吏子さん、作家の姫野カオルコさんが使用していることを公言しています。

3. 親指シフトの導入方法

フリーソフトをインストールすることで親指シフトの日本語入力ができるようになります。
MacではLacaille、Windowsではbenizara、やまぶきRなどです。

4. ギーボード

かつては、親指シフトは元々専用キーボードを使用していましたが、
現在では生産が中止されたたため、JISキーボードを使用する方法が主流です。
Macの場合、AppleKeyboardのJIS配列を使用することで親指シフトに対応することができます。
Windowsの場合、JIS配列の中でも、スペースキーが短めのものを選ぶのがオススメです。

5. メリット・デメリット(まとめ)

親指シフトのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • キー入力がローマ字入力に比べて速い
  • キー入力数や手首の移動が少ないので疲れにくい
  • 入力が気持ちよくて楽しい
デメリット
  • 習得に時間がかかる(意識的に集中して練習しないと1年くらいかかります)
  • キーボードとソフトウェアの調達・整備を、調べながら自力で行う必要がある
  • MacやPCを他の人と共有しにくくなる

6. メリット

親指シフトは1音1打鍵なので、1音2打鍵のローマ字入力と比較するとより速く入力ができます。
「か」「さ」は親指シフトでは1回の打鍵ですが、ローマ字入力だと「K」+「A」、「S」+「A」で2回の打鍵が必要です。
論理的にはローマ字入力の2倍の速さになってもよさそうなものですが、実際のスピードは1.2倍くらいです。

キー入力数や手首の移動が少ないので疲れにくい

上記の通り、親指シフトはキー入力がローマ字入力の半分で済むので、疲れにくいです。
また、主要な文字を2段目3段目の打鍵で行うことができるため、手首の移動する距離が短く、
やはり疲れにくいです。

入力が気持ちよくて楽しい

疲れないで済む2つの理由に加えて、1音1打鍵であることで
頭に浮かんだ文字が、そのまま指先から出ていくような感覚があり、
大量に入力し終わった後には独特な気持ちよさが残ります
(諸説あり)。

7. デメリット

習得に時間がかかる

私が働き始めたときに配列を覚え、ブラインドタッチできるようになるまで数ヶ月かかりました。
また、キーボードもJisを使用する場合、キートップにひらがなの刻印がないので、運指表を見ながら入力することになります(おのずとブラインドタッチの練習になります)。
親指シフトのメリットの一つに「速い」ことを上げましたが、
はじめから速く入力できるわけではないので、ローマ字入力より遅い期間を堪える必要があります。
最初の数ヶ月〜1年は、「速さ」は気にせず正確性に重点を置いた方がよいと思います。
練習しているうちに、「楽」で「気持ちイイ」が徐々に感じられてくるはずです。
1年たつ頃には気付いたら速くなっていた、というのが理想です。

キーボードとソフトウェアの調達・整備を、調べながら自力で行う必要がある

ソフトウェアは、現在ではMacではLacaille、Windowsではbenizara、やまぶきRなどですが、時代と共に移り変わっています。勇士立ちの努力によって現在の環境が成り立っています。
また、キーボードについてはかつては専用のキーボードが存在しましたが、現在は生産が終了し、JISキーボードを流用する方法が主流となっています。
MacではデフォルトのAppleKeyboardのJIS配列で導入が比較的しやすいですが、Windowsでは適したキーボードを手に入れることに失敗すると、導入が厳しくなります。

MacやPCを他の人と共有しにくくなる

何かのタイミングで、自分以外の人が、自分の親指シフトのMacやPCを使った時に、
入力ができないのでギョッとされることがあります。
親指シフトをオフにして、ローマ字入力にする方法をマニュアル化するか、
一切自分の機械に触らせないかのどちらかでしょうか(笑)

8. おすすめ練習法

まずはローマ字入力を使用しない時間を作り、親指シフトだけの練習を行うことが重要です。
可能な限り毎日触れること。
私の場合、2時間を親指シフトの練習時間として、1〜2週間くらい親指シフトの練習をしてから、
全て親指シフトに切り替えて数日間過ごし、ピンチの時はローマ字入力に戻す、
というのを繰り返し、徐々に、完全に親指シフトだけにしていきました。
また、webソフト「寿司打」が親指シフトに対応しているので練習におすすめです。

9. まとめ

仕事の効率化のツールとして、伝説の入力方式「親指シフト」をご紹介しました。
メリットはなんといっても「入力が早い!」「疲れにくくて楽!」「超気持ちイイ!」
既に伝説の名にふさわしい機能を備えています。

習得まで少し時間がかかるかもしれませんが、良い物なのでみなさん是非、チャレンジしてみて下さい。
もっと普及して欲しいと、心から願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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